阪神・栄枝“岩崎イズム”で3年目の飛躍誓う 合同自主トレで球場ごどに変わる配球学んだ

[ 2023年1月19日 05:15 ]

ロングティーで快音を響かせる栄枝(撮影・椎名航)
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 3年目の阪神・栄枝が、岩崎から配球を学んで正捕手争いに殴り込む。静岡での合同自主トレでは岩崎の投球練習を受ける際に、甲子園なら、東京ドームなら…など実戦を想定。「1軍であまり座ってないので、甲子園なりの配球とか、“球場によって配球が変わるよ”というのは勉強になります。風があるとか、広さがどうだとか」

 新人だった21年の春季キャンプのブルペンで、初めて岩崎の球を受けた時のことが忘れられない。「“後で思ったことを言うわ”と言われたので、何を言われるのかな…とホテルに戻って自分から聞きにいったら、“意外にいいね”って言ってもらえたのがうれしくて、(それを励みに)やっています」

 1軍出場は2年目の昨年10月2日ヤクルト戦の9回に代打で右前適時打を放った1打席のみで、まだ守備機会はない。「梅野さん、坂本さんとうまい捕手がいらっしゃいますが、ここで学んだことをしっかりアピールしたい」。“岩崎イズム”を武器に、3年目の飛躍を期す。

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2023年1月19日のニュース