日本ハム・伊藤、WBC球OK！　ダルと自主トレで進化「どの言葉も凄く新鮮だった」　追いロジンは封印へ

キャッチボールをする伊藤（撮影・高橋　茂夫）
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　侍ジャパン入りが内定している日本ハム・伊藤が札幌市内で自主トレを公開し、パドレス・ダルビッシュへの「弟子入り」の成果を語った。「ダルビッシュさんから（昨年の）ポストシーズンを終えた頃に“良ければ一緒に練習しようか”と連絡をいただいたので“ぜひ”と」。6日出発、16日帰国の旅程で米カリフォルニア州サンディエゴに滞在した。

　道産子の伊藤にとって、北海道移転後の日本ハムのエースだったダルビッシュは投手を目指すきっかけとなった憧れの存在。ペトコ・パークでの練習、ダルビッシュ邸でのウエートトレーニングなど「朝から晩まで一緒に過ごさせてもらった」といい、サプリメントや食事の取り方を通じた体づくりや試合への準備、WBCも見据えた打者の分析などあらゆることを教わった。「どの言葉も凄く新鮮だった」と振り返る。

　WBCで使用される大リーグ公式球への順応も順調だ。「ロジンを使わない方が投げやすいと最近気付いた」。21年東京五輪では相手のクレームもお構いなしの「追いロジン」が話題となったが、別の姿が見られそうだ。（和田　裕司）