中日、チーム改革へ10選手戦力外 加藤球団代表「ドラフトや新外国人の獲得可否も踏まえこうなった」

[ 2022年10月5日 05:00 ]

会見で涙を浮かべながら話す中日・平田
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 中日は4日、名古屋市内の球団事務所で支配下選手8人、育成選手2人に来季の契約を結ばないことを通告した。昨年の1次通告は6人(育成1人)だったが、今年は一気に10人。しかも平田、滝野ら支配下8人は全員、今季1軍出場があり、マルクはウエスタン・リーグ最多セーブ(13)をマークしたが、来季構想から外れた。

 引退する福留を含めて支配下は9つ枠が空くことになり、加藤宏幸球団代表は「ドラフトや新外国人の獲得可否も踏まえ1次はこうなった」と説明した。

 立浪監督は最下位に終わった今季の総括で来季へ向け「外国人の補強ドラフトも含めていろんな策を練り直していきたい。思い切って変えていきたい」と話した。勝負の2年目へ向けチーム改革が始まった。(中澤 智晴)

 【平田は移籍模索でトライアウト受けず】平田は現役続行を希望し「次に向かって準備している。もう一花咲かせたい」と他球団への移籍を目指す考えを示した。トライアウトは受けず、NPB球団からの誘いを待ち、声がかからない場合は引退するという。会見ではファンへの思いを問われ、涙を流す場面も。また、球団から盛大なセレモニーができないと言われたことも現役続行を決断する要因になったとし「すごく好きで愛着もある。中日ドラゴンズで引退したいと今でも思っている」と語った。

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2022年10月5日のニュース