エ軍主砲トラウトが今季総括&連覇狙うWBCを語る「翔平といつもそのことを話している」

[ 2022年10月5日 12:18 ]

試合前に今季総括会見を行うトラウト(撮影・柳原 直之)
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 エンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手が4日(日本時間5日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦前に総括会見を行った。今季は故障で長期離脱を強いられながらも、試合前まで打率・278、チームトップ39本塁打、79打点と活躍。14年以来、8年連続でポストシーズン(PS)進出を逃している現状に「チームに足りないものは全てだが、ペリー(・ミナシアンGM)がここに勝利を連れてくると私は信じている。今季の若い先発投手たちはシーズンを通して印象的だった。PS進出の可能性がなくなってから、毎日、素晴らしいメンバーで戦えている」と語った。

 メジャー全体ではア・リーグ新記録62本塁打を誇るヤンキースの主砲ジャッジと15勝&34本塁打の同僚・大谷のMVP争いが注目されている。MVP3度のトラウトは「翔平は(打者だけでなく)サイ・ヤング賞候補にも入るトップクラスの投手で中5日で投げる。信じられない。この議論は難しい。私はジャッジのことも大好きだから。見ていて楽しい。この歴史的なシーズンの一部になれてうれしい」と笑顔を見せた。

 来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では2連覇を目指す米国代表の主将を務めることが決まっている。「とてもクールな経験になると思う。翔平とクラブハウスでいつもそのことについて話している。楽しい戦いになると思う。他のチームメイトとも戦うチャンスがあるかもしれないし、楽しくなるだろう」と、対戦を待ち望んでいた。

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2022年10月5日のニュース