中日・立浪監督が前半戦を終え、大島オーナーに報告「借金12のお詫びと今後のチーム立て直しについて」

[ 2022年7月25日 14:14 ]

大島オーナーへの報告を終え、会見に臨む中日・立浪監督
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 中日の立浪和義監督が25日、名古屋市の中日新聞本社で大島宇一郎オーナーにシーズン前半戦の報告を行った。

 今季はここまで主力選手の不振と故障が響き、38勝50敗1分けの最下位でのターンとなった。

 立浪監督は大島オーナーから第一声で「非常に苦労しているね」と言われたことを明かし、「やはり前半戦、借金12というところで、まずこうなったのは自分の責任と思いますし、お詫びと今後に向けて、チームをどうやって立て直していくか、そういった話を色々とさせていただきました」と話した。

 後半戦の巻き返しに向け「投手を含めたディフェンス面で。打てない打てないと言われているが、無駄な失点をいっぱい与えたというのは事実。あとはどうやって点を取るかというところで、得点圏の課題。これをどうしていくか。キーマンはクリーンアップ全員です」と攻守の課題を挙げた。

 大島オーナーは「さまざまな面でチームの変化を感じています。“ミラクルエイト”という言葉に象徴される終盤の粘り、若手の台頭には頼もしさを感じます。故障者や新型コロナ感染者が続出し、やり繰りが大変厳しい今シーズンにおいて、選手起用や試合運びのいろいろな可能性を探しながら一戦一戦を戦っているという印象を受けます」と戦いぶりを評価し、「一方で借金12、最下位でシーズンを折り返すという結果になっており、ファンの皆様が落胆する試合が多かったことは事実です。ただ、首位のヤクルトが抜きんでているとはいえ、2~6位の差では、上位に食い込める可能性はまだまだあります。前半戦で得た知見を生かし、修正すべきところは修正し、後半戦は大いに巻き返すことを願っています」と後半戦の躍進を期待した。

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2022年7月25日のニュース