選抜準優勝の近江・山田が夏初登板、プロ8球団の前で自己最速タイ149キロ

[ 2022年7月25日 11:09 ]

第104回全国高校野球選手権滋賀大会準々決勝   近江10―0伊吹 ( 2022年7月25日    彦根オセアン )

<近江・伊吹>6回1安打の好投を見せる近江・山田(撮影・後藤 正志)
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 春選抜準優勝の近江のエース・山田陽翔(3年)が滋賀大会準々決勝で、夏初登板。自己最速タイの149キロをマークし、6回1安打、9奪三振で無失点。ネット裏のNPB8球団のスカウトも改めて高い評価を下した。

 チーム3戦目での初マウンド。先頭打者を変化球で投ゴロに仕留めると、2番には146キロ、3番も147キロで連続空振り三振のスタート。3回には自己最速タイとなる149キロをマーク。選抜時から2キロ増した球の威力を見せつけた。

 「夏は何が起こるか分からない。初回から集中できた。やっと夏が始まったという感じ。目に見える形でチームに貢献できたのが良かった」

 6回2死から内野安打を許し、パーフェクトこそ逃したが、9奪三振で、外野に飛んだのは1度だけという圧巻の内容。巨人・水野雄仁スカウト部長も「春から見続けてきたのを確認したが、やはり素晴らしい選手」と高評価。自身3季連続の甲子園へ、あと2勝だ。

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2022年7月25日のニュース