巨人・元木コーチ　1点勝負に負け「いつも言うようにもう一本出ない」大城の昇格即弾には「整えてきたな」

セ・リーグ   巨人3―4中日 （ 2022年6月18日    バンテリンD ）

＜中・巨＞3回、ソロを放った大城（撮影・河野　光希）
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　巨人は中日戦（バンテリンD）の同点の9回に回またぎのビエイラが1死も取れず今季初となるサヨナラ負けを喫し4連敗。この日も勝ったヤクルトとの差は9に広がった。3位に浮上した阪神とのゲーム差も3・5に。最大11あった貯金もわずか3となった。

　試合後、元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ（50）は2軍でのミニキャンプを経て昇格第1打席でバックスクリーンに飛び込む3号ソロを放った大城に対して「久しぶりに見たね、大城らしいバッティング」と称えるとともに、終盤の1点勝負に負けた試合を「いつも言うようにもう一本出ない」と語った。

　元木コーチとの一問一答は以下の通り。

　――大城に一発がでた。

　「久しぶりに見たね、大城らしいバッティング。強く振って強い打球が飛んだなっていう感じ」

　――初回は重盗を狙った？

　「まあ、そうだね」

　――（相手先発の）高橋宏を攻めてはいたが。

　「もう一本出ないね。いつも言うようにもう一本出ない」

　――大城の変化について。

　「やっぱりスイングは良くなってきたのかなと。ちょっと走り込んだりして、体の切れとか体調とか整えてきたなって感じはしたよね」

　――次の打席も粘りが見えた。

　「うん。良くなってる」

　――6、7、8回と相手の中継ぎ陣に流れをつくられる形に。

　「そうだね。ちょっとやっぱり3人で終わる攻撃があったから、そこでちょっとリズムが向こうに行ったのかなっていう、うん」