巨人・桑田コーチ アンドリースの13球緊急降板「やっぱり、9人目の野手にならないといけない」

[ 2022年6月18日 19:25 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2022年6月18日    バンテリンD )

<中・巨>初回、鵜飼の打球が先発のアンドリースを襲う(撮影・河野 光希)
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 巨人は中日戦(バンテリンD)の同点の9回に回またぎのビエイラが1死も取れず今季初となるサヨナラ負けを喫し4連敗。この日も勝ったヤクルトとの差は9に広がった。3位に浮上した阪神とのゲーム差も3・5に。最大11あった貯金もわずか3となった。

 桑田真澄投手チーフコーチ(54)は試合後、初回に左足内側付近に打球が当たり、わずか13球で降板したアンドリースについて「骨には異常なかったので、幸いということですね」と報告。そして打球が当たった初回の場面について「やっぱり、9人目の野手にならないといけないんでね。(投げたら)横向いてるわけだから、まあ当たりやすいですよね」とアンドリースにも改善の余地があると語った。

 桑田投手チーフコーチとの一問一答は以下の通り。

 ――アンドリースは打撲ということで。

「そうですね。骨には異常なかったので、幸いということですね」

 ――次回登板への影響など、今わかっていることは。

 「全くないですね。わからないです」

 ――初回にアクシデントがあると、プランも大きく崩れる。

 「そうですね。僕の考えなんですけど、やっぱり投手は投げたらすぐ9人目の野手になるというね、今あの、エイヤって投げて、あまり野手の構えをするという投手が少なくなってきたので、今日ああいう打球がね、当たるところを見ると、もう少しその辺の指導をしていかなきゃいけないなーと思っています」

 ――自分の身は自分で守る。

 「というかやっぱり、9人目の野手にならないといけないんでね。(投げたら)横向いてるわけだから、まあ当たりやすいですよね。そういう意味で、今日当たって降板しても痛かったですけど、まあその反省を今後にどう生かしていったらいいのかなーと考えながら、試合を見ていたんですけどね」

 ――リリーフ陣のやりくりも難しかった。

 「そうですね。リリーフ陣に負担がね。まあ、でもみんなで力を合わせて、試合を作つくっていけたので、もう一息というところでね、最後やられましたけど。明日からまたみんなで力を合わせて戦っていきたいと思います」

 ――9回は大勢ではなく、ビエイラが回またぎ。

 「今日はもう延長を見据えての戦いだったので、そういった意味でもやはり先発が早い回で降板すると、リリーフ陣にしわ寄せが来ますよね。苦しい中、みんなよく投げてくれたと思います」

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