聖カタリナ学園　今夏は3年生のみ　1、2年生複数部員が暴力に関わる行為で活動停止中

　昨年選抜に出場した聖カタリナ学園（愛媛）が17日、日本高野連から厳重注意と、今夏の愛媛大会と秋季四国、愛媛県大会への1、2年生部員の出場を不可とする処分を通達されたと発表した。今夏の愛媛大会は3年生部員のみで臨む。同校などによると5月下旬に野球部寮で1、2年生複数部員が関わる暴力行為が発生し、活動を停止していた。同校は部長、監督が活動から離れ、顧問を中心に指導していくとし、外部有識者による第三者委員会を立ち上げ再発防止を図るという。

　≪審査室会議　部内暴力飯塚など高校7件処分≫日本学生野球協会は17日、審査室会議を開き高校7件の処分を発表。部員の部内暴力があった飯塚（福岡）は、5月23日まで1カ月の対外試合禁止となった。利府（宮城）はコロナ下で交流試合自粛を求められていたにもかかわらず、3月に他県への遠征を実施。虚偽報告により、監督を11月18日まで、部長を9月30日までともに6カ月の謹慎とした。部員への体罰、不適切発言などがあった大院大高（大阪）の監督は12月3日まで7カ月の謹慎処分となった。