4位転落の広島 不安材料は森下の4連敗 佐々岡監督「良い時の森下からは落ちている」

[ 2022年6月18日 20:31 ]

セ・リーグ   広島6-10ヤクルト ( 2022年6月18日    神宮 )

<ヤ・広>6回2死二、三塁から山崎は逆転3ラン。森下はここで降板(撮影・長久保 豊)
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 広島は18日のヤクルト戦に6-10で逆転負けを喫して4連敗。ついに今季初めて4位に転落した。

 不安が残るのが先発の森下だ。5回まで1失点と粘りの投球をしていたが、5回終了時点で球数は104球。6回も続投した結果、山崎に右越えの逆転3ランを浴びて降板した。6回途中、10安打、3四死球で4失点となり、自身初の4連敗となった。

 継投が失敗した佐々岡監督は「あと1アウトというところで、もったいないといえばもったいないですし、球数も多くなったのであの回(6回)までとは決めてたんですけど」と苦々しい表情。森下の現状については「修正する中で良かったと思うんですけど、今日は逆に右の内が中に入る、シュート回転というよりも、内に入るボールが多かった。左の外が内に入るということで、山崎の球も外の球が真ん中に入った」と分析し、「良い時の森下からは(状態が)落ちているのかなと思います」と肩を落とした。

 期待の中継ぎ・ケムナも先頭打者に四球を出したことで4失点につながり、同監督は「ああいう先頭のフォアボールの入り。これはもう口酸っぱく言っている中でね。本人は自覚を持ってやらないと」と苦言。4位に転落したことには「まだまだね。しっかり明日、頑張るだけです」と話した。

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