ヤクルト強い、強すぎる!17安打10点で7連勝 球団記録更新の10カード連続勝ち越し 貯金21

[ 2022年6月18日 17:57 ]

セ・リーグ   ヤクルト10―6広島 ( 2022年6月18日    神宮 )

<ヤ・広>6回、山崎は逆転3ランを放ち雄叫び(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは6回に4点、7回に5点と一気に畳みかけて大量得点を奪い、今季5度目の2桁得点で昨年10月以来となる7連勝。球団新記録を更新する10カード連続勝ち越しを決め、貯金を今季初の21とした。試合後、2位・巨人が今季初のサヨナラ負けを喫したためゲーム差が9に開いている。

 4度目の先発で来日初勝利を目指した新助っ人スアレスは4回5安打2失点で降板したが、鮮やかな逆転劇は1―2で迎えた6回だった。

 2死から代打・内山壮が中前打で出塁すると、中前打で続いた塩見が二盗も決めて二、三塁と絶好のチャンス。ここで打席に入ったのは2番・山崎だった。そして相手先発右腕・森下の121球目、カウント2―2からの153キロ直球が真ん中に入った。山崎はこれを逃さずに右翼スタンドへ叩き込み、逆転の2号3ラン。森下をマウンドから引きずり下ろした。

 広島は2番手左腕・ターリーにスイッチ。だが、ここで打席に入った山田が2ボールからの3球目、真ん中に入った152キロ直球を左中間スタンドへ放り込み、2者連続弾となる14号ソロ。この回一挙4点を奪い、5―2と試合をひっくり返した。

 逆転直後の7回にはこの回から登板した3番手右腕・今野が2点を失って5―4と1点差に迫られ、なおも2死満塁。だが、ここでリリーフした4番手左腕・田口が2018年まで巨人でチームメートだった代打・長野を全球スライダーで3球三振に仕留めてピンチを切り抜けた。

 すると、5―4で迎えた7回には打者10人で5長短打を集中して一挙5得点。広島もさらに反撃したが、4点差でしのいで最後は逃げ切った。
 

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