西武 ベルーナDでオリにノーノー返し食らう 96年渡辺久信が達成 辻監督脱帽「素晴らしかった」

[ 2022年6月18日 17:21 ]

パ・リーグ   西武0―2オリックス ( 2022年6月18日    ベルーナD )

<西・オ(11)>2回、山川(左奥)を右飛に斬ったオリックスの先発・山本 (撮影・西川祐介)
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 西武は18日、オリックスと対戦し、山本由伸投手(23)の前に無安打無得点試合の記録を献上。0-2で敗れた。

 9回、先頭から代打攻勢を仕掛けたが、呉念庭は一ゴロに倒れ、森友哉は見逃し三振を喫して無念の表情。最後は川越が一ゴロに倒れた。5月11日のソフトバンク戦(ペイペイD)でも東浜巨にノーヒットノーランを献上し、00年6月20日の近鉄戦(大阪ドーム)以来22年ぶりの屈辱。1シーズンでノーヒットノーランを2度献上したのは1971年西鉄以来51年ぶり6度目となった。

 ベルーナドームでは96年に渡辺久信がオリックスを相手にノーヒットノーランを達成。26年の時を越え、返り討ちされた形となった。

 試合後、辻監督は「きょうはなんだろう…」と沈黙ののちに「低めのコントロールが素晴らしかった。真っすぐとフォークの見極めができなかった。高さがよかったのかな。フォークも極端にスピードが落ちるわけでなく、それだけ球がいいのかな」と振り返った。「うちの打線は調子悪くない。それを抑えられたのだからしょうがない。内容も悪くなかった。いい所に投げられた」とし、「(東浜に続いて)2度も経験出来たね。俺は経験なかったのに。それは悔しいよ。でも1敗は1敗だから。明日だよ」と前を向いた。

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2022年6月18日のニュース