ロッテ 主将・中村奨の8回左越え勝ち越しソロは空砲「完敗だったと思います」

[ 2021年11月12日 22:37 ]

CSファイナルS第3戦   ロッテ3ー3オリックス ( 2021年11月12日    京セラD )

8回1死、中村奨は勝ち越しとなる左越えソロホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 同点の8回1死から中村奨がヒギンスの147キロ直球を左翼席に打ち込んだ。

 「同点でもダメな状況なので、何とか繋いでという気持ちで打席に入った」

 勝ち越しのソロで主将として意地を見せたが、最後は守護神・益田が3連打を浴びて引き分け。3戦でCSファイナルSが終わったことに「完敗だったと思います。(レギュラー)シーズンのような戦い方ができなかった。ここ一番で(リーグ)優勝したチームとできなかったチームの差」と、受け入れた。

以下、一問一答。

 ――本塁打の打席は何を考えたか?
 「同点だったので、同点でも駄目な状況だったので、なんとか、つないでという気持ちで打席に入りました」

 ――1点が遠い試合が続いた。
 「シーズンのような戦いができなかった」

 ――レギュラーシーズンでは差のない相手だったが、どんな差がCSではあったか?
 「結果だけみると、差がある結果ではなかったが、ここ一番で優勝できたチームとできなかった差かなと思う」

 ――来季に向けて、どんな思いが今よぎるか
 「ここからちょっと反省して、来季に向けていろいろ考えたい。今すぐに何か思うとことはない」

 ――キャプテンとしてもう少しと思うところはあるか?
 「もう少しと思うと、きりがないので、また前を向いて、明日から来季に向けてやっていきたい」

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2021年11月12日のニュース