CS敗退のロッテ井口監督「いいゲームしただけではダメ。優勝目指してる」

[ 2021年11月12日 22:39 ]

CSファイナルS第3戦   ロッテ3ー3オリックス ( 2021年11月12日    京セラD )

6回1死一塁、宗(右手前)に逆転となる右越え2ランホームランを打たれ、ガックリの井口監督(左)らロッテベンチ(撮影・椎名 航)
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 CS敗退が決まったロッテ・井口監督は「何とか逆転したけど、最後守り切れなかった」と悔しさをにじませた。2試合連続の零敗を受けて、2番に和田、5番に角中を起用し、不振のマーティンを6番に下げるなど打線を組み替えて臨んだ。

 3回に先制し、逆転されても7回にマーティンの好走塁と代打・佐藤の中前打で同点。さらに8回には中村奨の左越えソロで一度は勝ち越した。

 ところが、今回のファイナルSで初めて1点リードで迎えた9回。守護神・益田をマウンドに送ったが、3連打を浴びて引き分けに持ち込まれた。これでオリックスのアドバンテージを含めて3敗1分けで敗退が確定した。

 指揮官は「今シーズンは接戦をしっかり逆転したりチームスローガン通りの戦いはできた。ただ、いいゲームしただけではダメ。優勝目指してる」ときっぱり。「明後日(14日)からまた練習。他のチームはもう秋季練習をやっている。それに負けないようにしっかりやっていきたい」と早くも来季を見据えた。

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