ロッテ 土壇場で追いつかれ終戦…中村奨の8回勝ち越し弾も守れず、第4戦の朗希へつなげず

[ 2021年11月12日 21:36 ]

CSファイナルS第3戦   ロッテ3ー3オリックス ( 2021年11月12日    京セラD )

9回無死一、二塁から小田がバスター。サヨナラ決着にガックリの益田(右から2人目)らロッテナイン(撮影・長久保 豊)
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 日本シリーズ進出へ崖っぷちのロッテは、1点リードの9回に同点に追いつかれ、通算1分け3敗で敗退が決まった。

 2戦連続零敗を喫したロッテは、リーグ優勝のアドバンテージ1勝分を含めてオリックスの3勝リードとなり、日本シリーズ進出へ崖っぷちに追い込まれた第3戦はスタメンを大きく動かした。前日まで2番を打っていたマーティンを6番に下げ、代わって和田を起用。今季24盗塁でともに盗塁王に輝いた1番・荻野とともに「盗塁王コンビ」を組んだ。「5番・右翼」で角中を起用。エチェバリアを7番に下げ、捕手も加藤に代わって柿沼がスタメンマスクをかぶった。

 0―0の3回1死走者なしから荻野の投安で出塁。続く和田が左線際の二塁打で1死二、三塁のチャンスで中村奨の左犠飛で三塁走者の荻野が本塁に生還して先制に成功。その後、6回に逆転を許して1―2で迎えた7回2死二塁で代打・佐藤都の中前適時打で同点に追いついた。2―2の8回1死走者なしで中村奨がオリックス6番手のヒギンスが投じた初球を左翼席へ運ぶ1発で勝ち越しに成功した。

 しかし3ー2の9回。守護神の益田が無死一、二塁のピンチを招くと小田に同点となるライトへの適時二塁打を浴びてロッテのCSが終戦し、第4戦の先発予定だった佐々木朗へつなげなかった。

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