阪神勝利の方程式!8回岩崎、9回スアレスが仲良く10球ずつで仁王立ち零封

[ 2021年9月4日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7-3巨人 ( 2021年9月3日    甲子園 )

<神・巨>8回、三者凡退に斬って取り、サムズアップを見せる岩崎(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 終盤の強さを、ライバルに見せつけた。ビエイラがベンチ外で慌てふためく巨人の継投に比べ、阪神は力強いし、頼もしい。岩崎―スアレスが8、9回を仲良く同じ10球で完璧に抑えて文字通りの仁王立ち。劇的な逆転勝利をしっかりと支えた。

 岩崎の直球がこの夜はキレていた。逆転した直後の8回、先頭の岡本和を初球直球で三邪飛に仕留めると、代打ウィーラーも直球で見逃し三振。広岡も捕邪飛で打球を前に飛ばさせなかった。「0点で抑えることができてよかったです」とおなじみのセリフで、8月15日の広島戦から6試合連続無失点の投球を振り返った。

 スアレスも松原を157キロで見逃し三振に仕留めるなど、セーブが付かなくても最終回を締めた。東京五輪中断を挟んで8試合連続無失点。勝利の方程式は揺るがない。(鈴木 光)

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月4日のニュース