大谷翔平 初回ヒヤリ 右手に打球直撃も続投でピンチ切り抜ける 2回に同点2ラン被弾

[ 2021年9月4日 11:31 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レンジャーズ ( 2021年9月3日    アナハイム )

打球が直撃した右手を気にする大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は3日(日本時間4日)、本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦で「2番・投手」で先発。今季17度目となる「二刀流」で出場した。

 9勝目を目指した大谷は今季20度目の先発登板で、投打同時出場は17度目。28日の打席で右手首付近に投球を受けた影響で31日(同9月1日)に予定されていた先発登板は回避していた。

 この日の初回、4番・ローの165キロの打球が右手親指に直撃。ヒヤリとさせられる場面があった。それでも続投して2死一、二塁のピンチを無失点で切り抜け、親指を気にするしぐさを見せたが、そのまま打席にも立った。2点をリードした2回のマウンドでは同点2ランを許したが、投球自体には問題なさそうだ。

 勝ち投手になれば、1918年のルース以来103年ぶりとなる同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打に王手をかける。

 前回登板は25日(日本時間26日)にはオリオールズ戦で、ベーブ・ルースの生誕地、ボルティモアで初の先発マウンドに上がった。5回5安打4失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて9勝目はならなかった。

 この日の試合前までの通算成績は、投手では19試合で8勝1敗、防御率3・00、打者では128試合で450打数117安打90打点、42本塁打、22盗塁で打率・260となっていた。

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