【復刻版・大谷翔平の水原通訳が語る】“マドンマジック”で大谷のリアル二刀流実現楽しみ

[ 2021年7月12日 23:10 ]

水原通訳 I REPORT

エンゼルスのマドン新監督(中央)(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が出場するオールスター戦(13日=日本時間14日)前日の本塁打競争では捕手役を水原一平通訳(36)が務める。メジャー生活をともに歩んできた名コンビ。大舞台を前に、水原通訳がスポニチ紙面で大谷の素顔などを紹介してきたシリーズ「水原一平通訳 I REPORT」を「復刻版」として再配信します。

  ◇       ◇

 翔平が左膝の手術を受けてから、約2カ月が経過しました。僕はキャッチボールの手伝いをしたり、一緒にトレーニングをしたりしています。あとは記録係として、練習の様子を撮影し、その日のメニューをメモしています。

 マドン新監督とは就任会見の2日後くらいにクラブハウスで翔平とともに会いました。凄く謙虚な方で僕にも“よろしくお願いします”と頭を下げられていました。僕も翔平もマドン新監督が奇抜なアイデアを出す監督と昔から知っていたので、日本の時みたいにDH解除の“リアル二刀流”は個人的に凄く期待しています。楽しみにしていますし、翔平とも話していますよ。

 翔平が歩けるようになったので、最近の食事は「Uber Eats(料理の配達アプリ)」ではなく、自炊が多いです。外食ももちろんたまにはありますけどね。「TRADER JOES」(オーガニックスーパー)によく一緒に買いに行きます。知っていますか?そこで売っているエコバッグが人気ありますよね。僕はレバーパテが大好きで、お気に入りです。バゲットを軽く焼いて、レバーパテを塗ったらめちゃくちゃおいしいです。翔平に薦めて、ほぼ強制的に買わせたこともあります。このオフは翔平と一緒にNBAを観戦しましたが、NFLもせっかくなので観戦に行くと思います。

 日本に帰ったら、昨年、行けなかった北海道に行きたいですね。翔平も行きたいと言えば全然、連れていきますけど、どうでしょう(笑い)。2年ぶりくらいになりますけど、北海道には祖母が住んでいるので、今年は行けたらぜひ、行きたいです。(エンゼルス通訳)

2019年11月15日

続きを表示

2021年7月12日のニュース