日本ハム今季ワースト借金11 栗山監督「力がそのまま出ている人が一人もいないという本当に珍しい状況」

[ 2021年5月30日 18:19 ]

交流戦   日本ハム1―4中日 ( 2021年5月30日    札幌D )

<日・中>中日に連敗した栗山監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは5カード連続で負け越し、借金は今季ワーストの11に膨れあがった。

 栗山監督は1―2の5回1死三塁の場面で本調子でなかった先発アーリンを「(中日の)投手がいいので早めに勝負させてもらった。中盤でリードが広がると苦しくなる」と早めの継投を決断。しかし、2番手・玉井も本調子ではなく、1人目の三ツ俣に適時打を許したのが誤算だった。

 打線も得点は4回に高浜と近藤の2本の二塁打で1点を奪ったのみ。中日投手陣から11三振を喫するなど、投打がかみ合わなかった。苦境が続く指揮官は「(主力選手で)持っている力がそのまま出ている人が一人もいないという本当に珍しい状況になっている。その人たちは必ず力があるから、戻ってくると信じてやっている」と必死に前を向いた。

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2021年5月30日のニュース