明桜の153キロ右腕・風間球打が7連続K スカウト陣が絶賛「高校生トップクラス」

[ 2021年5月30日 13:44 ]

春季高校野球秋田県大会 2回戦   ノースアジア大明桜6―3大曲工 ( 2021年5月30日    グリーンスタジアムよこて )

<春季高校野球秋田県大会 ノースアジア大明桜・大曲工>7連続三振を奪った風間
Photo By スポニチ

 春季高校野球秋田県大会の2回戦が行われ、ノースアジア大明桜は大曲工を6―3で下した。

 明桜は先発した最速153キロ右腕・風間球打(3年)は5回3安打3失点ながら10三振を奪った。

 圧巻の投球だった。高いリリースポイントから繰り出す直球と縦に落ちる変化球で大曲工相手に奪三振ショーを演じた。

 初回2死から3回終了までは7連続三振。4回に失投を捉えられて3ランを被弾したが、多彩な変化球を使いこなすなど、昨秋からの成長も見せた。

 スタンドでは8球団のスカウトが視察。大器の可能性に高評価が与えられた。

 ▼阪神・和田豊テクニカルアドバイザー 腕の振りが良い。直球に速さと強さがあり、高校生トップクラス。センバツで投げた上のクラスと同等の力がある。変化球はキレがあり、スライダー、フォークで空振りが取れていた。上から投げるので角度がある。

 ▼ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスク 指にかかったストレートが素晴らしい。変化球も多く使うことができていた。打撃も良く、野球センスが抜群。角度があるので、落ちるボールを有効に使えている。上位指名は間違いない。

 ▼ロッテ・榎康弘アマチーフスカウト 直球のスピードも変化球も良い。フォークを低めに集めることができるので、三振が取れている。ストレートを投げるときは、上手く叩くことができている。甲子園に出た小園健太(市和歌山高)や達孝太(天理)らと同等のレベルにある。

続きを表示

2021年5月30日のニュース