巨人・高橋、6勝目なるか 6回途中2失点で降板 本人は反省の弁

[ 2021年5月12日 20:00 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2021年5月12日    横浜 )

<D・巨(8)> 有観客の中で力投する高橋 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の3年目左腕・高橋優貴投手(24)がDeNA戦(横浜)に先発登板。今季自身最短となる6回途中4安打2失点で降板した。

 初回に岡本和の適時打、若林の犠飛、吉川の適時打でいきなり3点援護をもらった高橋だったが、2回に通算対戦成績9打数4安打だった宮崎に高め直球をバックスクリーンへ運ばれる2ランとされ、1点差。その後は相手左腕・浜口との投げ合いで膠(こう)着状態が続いたが、3―2のまま迎えた6回だった。先頭・大和をこの試合初の四球で歩かせると、続くオースティンにも四球を与えて無死一、二塁。ここで桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに行ってひと呼吸入れ、高橋は佐野、ソトを抑えて2死までこぎ着けた。だが、牧にも四球を与えて2死満塁。打席に2回のバックスクリーン弾の後、5回にも右前打を許している宮崎を迎えると、ここで降板となった。なお、このピンチにリリーフした野上が宮崎を中飛に仕留め、高橋の今季6勝目へ望みをつないでいる。

 高橋の投球内容は5回2/3で打者24人に対して93球を投げ、4安打2失点。3三振を奪い、与えた四球は3つだった。

 高橋は試合前まで5勝&防御率1・71とリーグ投手2部門でトップ。試合前には3・4月に月間MVPを初受賞が発表されていた。

 ▼高橋 本塁打もそうですが、何よりも6イニングス目を投げ切れなかったことが反省です。この投球をしてしまうと1年目、2年目と同じ繰り返しになってしまいます。そこを反省してリリーフ陣に迷惑をかけないようにイニングをしっかりと投げ切れるようにしたい。

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2021年5月12日のニュース