楽天・島内が2打点でリーグトップタイに「安楽、お前と違いスイング鈍くてごめんな」

[ 2021年5月12日 16:13 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2021年5月12日    楽天生命 )

<楽・西(8)>4回無死一、二塁、適時三塁打を放ちベンチを指差す島内(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・島内宏明外野手が連日の殊勲打で4番の仕事を果たした。2点先制された直後の4回。無死一、二塁でここまで打線が打ちあぐねていた西武・ニールの138キロのツーシームを捉え、2点三塁打で右翼線を突破し同点に追い付いた。これで30打点となりリーグトップのロッテ・安田に並んだ。

 「試合前に安楽から“振りが鈍いですね”と一言いただいたので。その鈍いスイングで打ちました。安楽、お前と違ってスイング鈍くてごめんな。明後日から4番安楽!」と真顔でコメントした。

 島内は前日の西武戦でもチームの全3得点を叩き出し、引き分けに持ち込んだ。初回に同点の2点二塁打した際には「今日は投手が打撃練習していて、安楽が1・5倍飛ばしていたので、(普段)練習してないのに飛ばしていて腹が立ちました。その悔しさをぶつけていけた。安楽腹が立つけど、でもありがとう。安楽打法です」と話していた。

 同点に導いた後は、次打者・岡島の二ゴロの間に勝ち越しの生還。頼れる4番のバットで試合を一気にひっくり返した。

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2021年5月12日のニュース