5位転落…中日の前に立ちはだかった愛知出身の“あいつ”　大島がチーム初安打も大チャンスものにできず

セ・リーグ   中日3－4広島 （ 2021年5月8日    バンテリンD ）

＜中・広（7）＞ベンチで腕を組み険しい表情の与田監督（中）（撮影・椎名　航）
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　中日は、終盤のビッグチャンスもモノにすることができず、連敗で5位に転落した。

　3―4の8回、1死から3連続四球で満塁としたが、この局面から登板した広島の守護神・栗林に対し、代打の代打・井領が投ゴロ併殺。9回、先頭打者の大島がチームとして5試合目の対戦で右腕から初安打を記録。無死一、二塁と好機を作ったが、途中出場の滝野が犠打を決めることができず、最終的に見逃し三振に倒れた。続くビシエド、高橋周も安打を放つことはできなかった。

　愛知県出身で、社会人のトヨタ自動車まで愛知で過ごした地元出身の右腕を攻略できず、3セーブを献上。与田監督は「結果を出してないから、結果を出すようにして行くしかない」と話した。