国学院大・福永 リーグ戦初アーチが満塁弾 頼れる主将が14得点圧勝けん引

[ 2021年5月8日 05:30 ]

東都大学野球第6週第2日   国学院大14ー1立正大 ( 2021年5月7日    神宮 )

<立正大・国学院大>4回1死満塁、本塁打を放つ国学院大・福永(撮影・河野 光希)
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 2回戦3試合が行われた。国学院大は立正大に14―1で大勝し6連勝。8勝2敗とし、首位の中大に並んだ。福永奨捕手(4年)がリーグ戦初アーチとなる満塁本塁打を放つなど16安打で圧倒した。敗れた立正大は1部6、7位と2部優勝校による3校での入れ替え戦に回ることが決まった。

 主将の一発で国学院大打線に火がついた。「5番・捕手」で先発した今秋ドラフト候補の福永が、4点リードの4回1死、甘く入った変化球を左翼席に運んだ。リーグ戦初本塁打となるグランドスラム。「良い形で打てた。中学生の時もここでレフトに満塁本塁打を打った」と胸を張った。

 昨秋は打率.160、0本塁打に終わった。冬の練習期間に鳥山泰孝監督とスイングの軌道やトップの位置を修正。今春は打率.265、1本塁打、12打点と打撃でもチームをけん引する。8勝2敗で首位中大と並び、次週は優勝を懸けた直接対決。「ここまで来たら気力が大事。自分からチームに伝えたい」。頼れる主将は、勝ってかぶとの緒を締めた。(柳内 遼平)

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2021年5月8日のニュース