中日・与田監督 根尾ら若竜に「サバイバル4番勝負」指令「レギュラー獲った選手はくぐり抜けてきた」

[ 2021年2月27日 05:30 ]

<中日1軍キャンプ>キャンプを打ち上げ、京田(右)とひじタッチをする根尾(7番)(撮影・坂田 高浩)
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 若竜の「サバイバル4番勝負」が幕を開ける。中日は26日、沖縄でのキャンプを打ち上げた。与田監督は野手のMVPについて「根尾であり、岡林や高松が積極的に試合の中で考えながらチャレンジできた」と評価した。

 ただ3選手を含めた若手はレギュラーを狙う立場。1軍は大島、ビシエドが合流したこともあり、開幕に向けた戦力の絞り込みが始まる。指揮官は「福岡が終わった頃に一つの目安にしようかなと」と27、28日の阪神、楽天との練習試合、3月2、3両日のソフトバンクとのオープン戦の計4試合を判断材料にすると明言。アピールできない若手は5日からの2軍教育リーグに出場することとなる。

 「(開幕まで)試合数を消化していくと焦りも出てくる。その中でどういったものを見せられるか。レギュラーを獲った選手も過去、くぐり抜けてきた」と指揮官。限られた出場機会をものにできるか。負けられない戦いが始まる。(徳原 麗奈)

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2021年2月27日のニュース