日本ハム 黒羽根、白村の2選手に戦力外通告 黒羽根は現役続行希望、白村は現役引退

[ 2020年11月5日 12:24 ]

日本ハム・黒羽根(左)と白村
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 日本ハムは5日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で黒羽根利規選手(33)、白村明弘選手(28)の2選手に対し、来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 黒羽根は日大藤沢高から横浜(現DeNA)に05年高校生ドラフト3巡目で入団。17年にエスコバーとのトレードで日本ハムに移籍した。通算成績は361試合で、打率・214、6本塁打、50打点だった。黒羽根は球団を通じ「野球を続けていきたい気持ちはあるので、そこに向けて頑張りたいと思います。ファイターズはめちゃくちゃ好きな球団でした。このメンバーで優勝したかったですけど、まったく貢献できなくて悔いが残ります。ファイターズファンのみなさん、ありがとうございました。ほかのチームでプレーできる機会があったら、また応援していただければうれしいです」とコメントした。

 白村は慶大から13年ドラフト6位で日本ハムに投手として入団。投手としては通算109試合に登板し、6勝5敗2セーブ、15ホールドで防御率3・10。19年春季キャンプ中に打者転向も、1軍出場は19年の1試合(3打数無安打)で、今季は1軍出場がなかった。白村は球団を通じ「やり切りました。引退したいと思います。ファイターズでこれ以上ないぐらいできました。投手も野手もやるという経験ができたのはファイターズだから。山あり谷ありの7年間でした。ピッチャーのときも、野手に転向するときも変わらずにずっと応援してくれたファンのみなさんにありがとうございました、と伝えたいです。また、僕が野手に挑戦する姿に希望を持ってくれたファンの方に希望や勇気を届けることができなくて申し訳ない気持ちです。ずっと支えてくれた家族には今までありがとうと伝えたいです。そして、今まで自分を指導してくれた皆さんのおかげでプロ野球選手になれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

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2020年11月5日のニュース