ソフトB“サンデー”周東、打って走って存在感「明日休みなので最後の力を振り絞って」

[ 2020年10月25日 16:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―2西武 ( 2020年10月25日    ペイペイD )

<ソ・西>2回1死一、二塁、左前に適時打を放った周東(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの周東佑京内野手(24)が25日の西武戦(ペイペイD)に「1番・二塁」で先発出場し、5打数3安打1打点1盗塁と存在感を発揮。3年ぶりのリーグ優勝へマジックを「2」としたチームの勝利に大きく貢献した。

 いきなり初回に先頭として中前打で出塁。続く2番・中村の場面で、すかさず二塁へ盗塁を仕掛けて成功。これで9試合連続盗塁、月間19盗塁となり、それぞれ球団タイ記録をマークした。その後、1死二塁となってからは、3番・柳田の中前適時打で生還し、先制のホームを踏んだ。

 2回には1死一、二塁の場面で左前適時打。8回にも中前打を放ち、打って走って大活躍だった。

 周東は、盗塁で球団記録に並んだことに「びっくりしてます」と驚きの表情。71年に福本豊(阪急)が達成した11試合連続のプロ野球記録にも、あと「2」に迫ったが「あまり意識しないで1試合1試合、自分のできることをやっていきたい」と引き締めた。

 この日は、4週連続となる日曜日のお立ち台へ。「明日が休みなので最後の力を振り絞って日曜日に(活躍)できているのかなと思います」と笑った。

 チームはマジックを1つ減らして「2」。27日からは2位・ロッテと3連戦が控えている。「しっかり出塁して、盗塁して、得点してチームに貢献できるように来週も頑張っていきたい」と前を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月25日のニュース