巨人・菅野 2年ぶり連敗…日本シリーズ見据え中10日で7回2失点も無援

[ 2020年10月25日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―2阪神 ( 2020年10月24日    東京ドーム )

<巨・神>7回を投げ終え宮本コーチ(右)と話す菅野(撮影・西尾 大助)
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 先発の役目はきっちり果たした。巨人・菅野が7回6安打2失点と好投も、打線の援護がなく今季2敗目。開幕13連勝が止まった前回に続く黒星。連敗するのは、実に18年7月以来2年ぶりだった。

 「2点目に関しては、防ぐことができたと思うので、そのへんは突き詰めていきたい」

 日本シリーズの初戦を見据え、中10日で土曜日の登板。雨天中止の影響や、疲労も考慮されて登板間隔を空けて臨んだ。最速151キロの直球を軸に3回までは完全。4回に1点を失うも、高橋との投手戦を展開した。

 ヒヤリとする場面もあった。7回の投球練習中、右手人さし指と中指の付け根周辺をつり、一度ベンチ裏へ。不穏な空気が一瞬漂ったが、すぐにマウンドに戻った。原監督は「久々にいいバッティングをしたから。ランナーとして出たってこともあるかも」と説明。直前の6回の打席で二塁打を放ち、一時同点となるホームを踏んでいた影響も示唆した。

 宮本投手チーフコーチは「全然なんともない。予定では中6日」と次回31日のヤクルト戦の先発を明言。菅野は「次の試合もしっかりと調整して万全な状態で臨みます」。中日が敗れマジックは4となった。(青森 正宣)

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