巨人・今村「恩返し」の好投で3勝目 阿部2軍監督に「成長した姿を少しは見せられた」

[ 2020年9月5日 22:31 ]

セ・リーグ   巨人11―2阪神 ( 2020年9月5日    甲子園 )

<神・巨>3勝目を挙げ笑顔の今村(撮影・大森 寛明)
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 巨人の今村信貴投手(26)が、今季最長の8回を投げ5安打1失点の好投で今季負けなしの3勝目を挙げた。

 ヒーローインタビューで今村はまず「きょうはもう、阿部(2軍)監督を含め、コーチの方々、裏方の方に恩返しできることを思って、それだけで投げました」と語った。

 今季、2軍での調整が多く、前回8月29日の中日戦で1カ月半ぶりに勝利を挙げた時には阿部2軍監督からの助言で「曲がりを小さく、球速を速く」改善したカットボールを駆使して勝利を挙げた。この日も「恩返し」を誓ってマウンドに立っただけに、うれしい勝利。「成長した姿を少しは見せられたのではないかと思います」とうなずいた。

 この日は「しっかりストレートで押せたのがよかった」と今村。これまでの4試合ではあった四球もこの日は0で死球1つのみ。「ストレートで押せたのがよかった。阿部監督に勝負をしていくということを教わったので、それが少しはできたかな、と思います」と再び感謝の言葉を口にした。

 8回でマウンドを譲り、2年ぶりの完投はならなかったが「もう1回行ける体力をまた練習してつけなければいけないと思います」と次回以降の好投を誓った。

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