阪神・球児 約30球の投球練習再開 安藤コーチ「右腕かばっているようには見えなかった」

[ 2020年9月5日 05:30 ]

ブルペンで投球する藤川球児=鳴尾浜球場(代表撮影)
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 今季限りでの現役引退を表明している阪神の藤川が、本格的な投球練習を再開した。右上肢のコンディション不良で8月13日に出場選手登録を抹消され2軍で調整を続けているが、この日は鳴尾浜球場のブルペンで捕手を座らせ約30球を投げた。見守った安藤育成コーチは「(右腕を)かばっているようには見えなかった。もちろん、思いきり投げているわけではないけど」と状態を説明した。

 1日の会見では「自分の力が必要になることもあり得るので、準備はしていく。相手を倒す可能性がある球は投げられるという考えなので」と話し、実戦復帰に向け気持ちは前を向いている。今季は11試合登板で1勝3敗2セーブ、防御率7・20。再昇格に向け、確実にギアを上げていく。

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2020年9月5日のニュース