ロッテ 首位ソフト討ち2・5差!石川が7回2失点で6連勝 完投ペースも「限界だ」

[ 2020年9月5日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ4-3ソフトバンク ( 2020年9月4日    ペイペイドーム )

<ソ・ロ>ヒーローインタビューを終え笑顔を見せるロッテ石川(撮影 中村達也)
Photo By スポニチ

 ロッテは首位ソフトバンクに逆転勝ちし、2・5ゲーム差。立役者は石川だ。7回3安打2失点で自身6連勝となる6勝目。7回まで96球だったが、ロッテ・井口監督は継投を決断した舞台裏を明かした。「8回も行こうと思ったら、石川が“限界だ”というので…。投げてくれれば(8回ハーマンか9回益田)どっちかを休めたのに、でも限界と言われたらね」。誰が見ても完投ペースだけに石川の回答は予想外。試合後、やりとりを思い出した指揮官も「石川らしかった」と笑った。

 ただ、その投球内容は圧巻。徹底的な内角攻めで柳田を無安打に封じた。「投げミスもあったので、危ねーと思った。そしたら、もう一人怪物がいた」。グラシアルに一発を浴びたが、3連戦初戦で「柳田封じ」のミッションを完遂。まさにエースの仕事だった。(横市 勇)

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月5日のニュース