阪神・矢野監督「分かってて打てないんだもん」 引退発表の藤川に言及

[ 2020年9月1日 16:40 ]

2007年5月18日の横浜戦で、9回を締め11セーブを挙げ、矢野(左)と握手する阪神・藤川
Photo By スポニチ

 阪神の矢野燿大監督(51)が1日、ヤクルト戦の試合前練習後に報道陣の取材に応じ、今季限りでの現役引退を表明した藤川について、言及した。

 2日前に報告を受けた当時の心境を「複雑な、寂しいなという部分も最初にあって」と明かした。回顧したのは現役時代だ。「1番組んできたキャッチャーだと思う」と振り返り、「分かってて打てないんだもん。ピッチャーなら誰しもが憧れるストレートを投げていた。それを受けられたのは幸せだった」としみじみ話した。

 もちろん残りのシーズンの戦力と期待している。「球児がハラハラドキドキするような場面をおれらがつくって。球児自身もそこまではい上がってきてほしい」。1軍最昇格を心待ちにしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月1日のニュース