阪神・高橋 13連戦の先陣任され「チームのいい流れに乗って投げることができたら」

[ 2020年9月1日 05:30 ]

キャッチボールで調整する高橋(撮影・大森 寛明)
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 後半戦スタートとなる阪神は、きょう1日のヤクルト戦から、いきなりの13連戦。先陣を任された高橋には、勝つことはもちろん、救援陣の負担軽減も求められる。

 「チームのいい流れに乗って投げることができたらと思います。目の前の試合に集中してしっかり試合を作れるように頑張ります」

 前回8月25日の中日戦では8回1失点で2勝目。今季登板した全3試合で1点以下に抑えるハイクオリティースタート(7回以上で自責2以内)を達成し防御率・0・82と抜群の安定感を誇る。

 甲子園が舞台のヤクルト戦は過去4試合に先発し未勝利で昨年9月12日の対戦から2連敗中だが、進化を遂げている左腕なら、そんな負のデータも関係ないはず。「去年もヤクルトと多く対戦して自分の投球を見つめなおすポイントになった。やり返したい気持ちが強い」。一気に倍返しとはいかないが、苦手意識を払しょくしチームに、さらなる勢いを与える投球を狙う。

 この日は甲子園での投手指名練習に参加し、キャッチボールやショートダッシュなどで最終調整した。首位巨人の追走に向け、背番号29がインパクトある快投を披露する。(長谷川 凡記)

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2020年9月1日のニュース