NPB 観客増は見合わせ 8月末まで入場制限5000人の現状維持

[ 2020年7月24日 05:30 ]

 プロ野球の臨時の実行委員会が23日、オンラインで開かれ、8月末まで現状の上限5000人の入場制限を維持することを決めた。政府が前日、分科会の答申を受けて観客数の拡大を見送り、8月末まで現状のままとするよう指針を改めていた。従来は8月1日から、収容人数の50%まで引き上げることを目安としていた。

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「政府指針に従い5000人を上限として8月末まで行うことを確認しました」と説明。各球団は新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、既に8月以降も上限5000人を継続する方向で準備を進めていた。9月以降については、改めて出される政府の指針に沿って検討する。

 ≪観客禁止行為 27日に協議へ≫大声を出すことや、マスク未着用など、NPBの感染予防ガイドラインで禁止される行為も客席では散見されるが、この日は議題に上がらなかった。27日にはJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議を開き専門家チームと意見を交える。12球団は同日に代表者会議を予定し、問題点や今後の運営などについて協議する。

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2020年7月24日のニュース