ヤンキースのチャップマンが新型コロナに感染 アストロズはスタッフの感染で練習中止

[ 2020年7月12日 07:47 ]

新型コロナウイルスに陽性反応を示し、症状が出ているヤンキースのチャップマン(AP)
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 通算273セーブを挙げメジャー最速の105・1マイル(169・1キロ)を計時しているヤンキースのクローザー、アロルディス・チャップマン投手(32)が11日、新型コロナウイルスに感染したことがわかり、隔離のためにチームから離脱した。アーロン・ブーン監督(47)が「軽い症状はあるが大事にはいたっていない」と状況を説明。ヤンキースの感染判明者はD・J・ルメイヒュー内野手(31)とルイス・セッサ投手(28)に続いて3人目となった。

 ヤンキースは23日の開幕戦で昨季のワールドシリーズを制したナショナルズの対戦することになっているが、昨季37セーブをマークしたチャップマンには軽い症状があるため、ベンチ入りできない可能性が出てきた。

 一方、感染拡大のホットスポットとなっているテキサス州ヒューストンを本拠にしているアストロズは11日の練習を中止。AP通信によれば、スタッフの1人が外部の人間に自分が感染していることを打ち明けていたことが判明し、不測の事態に追い込まれた。アストロズは検査結果の判明が遅れたために6日の練習も中止にしており、ここ1週間で2回目のハプニングとなった。

 大リーグ機構と選手会は10日、先月から始まった選手とコーチ、スタッフを対象にした検査で、これまでに計83人が陽性反応を示したと発表。うち選手は71人で、スタッフは12人だった
 

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