田沢、日本で再出発決断も…即NPB入りできない理由

[ 2020年7月12日 05:31 ]

08年9月、都市対抗野球決勝で登板する新日本石油ENEOSの田沢
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 今年3月にレッズを自由契約となった田沢純一投手(34)が、ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団することが11日、分かった。近日中に正式発表される。メジャー通算388試合登板を誇る右腕は米球界でのプレーを模索していたが、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、一時断念。現行ルールではNPB球団と契約できないため、日本の独立リーグを新天地に選んだ。

 
 ドラフト指名を拒否して海外のプロ球団と契約した選手は、退団後、一定期間、NPB球団と契約することはできない。プレーするにはドラフト指名される必要があるが、高卒選手は3年間、大学・社会人出身は2年間、指名を凍結される。

 08年12月に田沢がレッドソックスと契約したことを受け、12球団の申し合わせ事項として承認された。ドラフト漏れした後に海外に移籍した選手は対象外となる。 

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