ヤクルト・高津監督 初の首位に「この時期なのでそんなに意識することはない」も「気分は悪くない」

[ 2020年7月12日 22:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―2巨人 ( 2020年7月12日    ほっと神戸 )

<巨・ヤ>首位に立った高津監督はマスク姿に笑みを浮かべる(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトが、0・5差に迫っていた巨人に競り勝ち、4連勝となり昨年の4月20日以来の首位に立った。

 若き主砲・村上はこの日3安打で2打点を挙げ、リーグ単独トップの20打点。ベテラン青木は2試合連続の本塁打の活躍を見せ、先発の高梨は5回2失点で今季初勝利。2安打と打撃でも活躍した。

 高津監督は「ちょっと打つ方があまりチャンスらしいチャンスがなくて、先発も5回で下りてしまったんですけど」と言いながらも「まあよく粘ったゲームができたんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 この日の勝利で、高津監督としては初の首位に立ち「この時期なのでそんなに意識することはない」と言いながらも「一つでも前へ、一つでも上へという気持ちは常に持って戦っていますし、その中で今、一番上ということで、気分は悪くない」と笑った。

 昨年、ヤクルトは序盤にスタートダッシュで首位に立ったものの、開幕から20試合目となる4月20日を最後に首位を陥落してから、再びトップに返り咲くことはなかった。しかし、今年は徐々に調子を上げ、開幕から19試合目での首位だ。高津監督は「目の前の試合をひとつひとつ勝っていくだけ。まだまだ成長していかなきゃいけないところがたくさんあるんですけど、全力で戦っていきたいと思います」と誓っていた。

 ▼高梨の話(5回100球、5安打2失点で今季初勝利)本当に野手の皆さんや中継ぎの皆さんに助けられて1勝できたのでよかった。いい流れに乗って投げさせてもらった。きょうはチームに勝たせてもらった。次は自分がチームを勝たせたいと思う。

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