夏の甲子園中止に星稜・林監督「この中で誰かが指導者を目指し甲子園に導いてくれることを期待」

[ 2020年5月20日 20:58 ]

夏の甲子園大会中止が決まり、取材に応じる星稜高の林和成監督=20日、金沢市
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 日本高野連と朝日新聞社は20日、「第102回全国高等学校野球選手権大会」(8月10日から16日間、甲子園)の運営委員会(web会議)を開き、同大会と出場49代表を決める地方大会の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大から、選手、関係者、観客などの安全と健康を守るための決定。理事会で中止決定を承認した。

 ▼星稜・林和成監督 かけられる言葉もないですが、生徒には(LINEで)「この中で誰かが指導者を目指し、甲子園にみんなを導いてくれる日が訪れることを期待したい」と伝えました。星稜の生徒もそうですが、全国の同じ境遇に置かれた生徒にも期待したい。甲子園の道は断たれたわけですが、星稜で野球をやってきた証がある。本来なら試合で結果が出て、やり切ったんだという形になるが、これからの1カ月は星稜グラウンドでそういう思いを持たせてあげたい。そして卒業させてあげたい。

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