夏の甲子園中止に県岐阜商・鍛治舎監督「東海大会が可能であれば目標を持って取り組める」

[ 2020年5月20日 19:57 ]

夏の甲子園が中止となり、会見で思いを語る県岐商・鍛治舎監督(撮影・椎名 航)
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 日本高野連と朝日新聞社は20日、「第102回全国高等学校野球選手権大会」(8月10日から16日間、甲子園)の運営委員会(web会議)を開き、同大会と出場49代表を決める地方大会の中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大から、選手、関係者、観客などの安全と健康を守るための決定。理事会で中止決定を承認した。

 ▼県岐阜商・鍛治舎巧監督 (中止は)いたしかたないというのが、今の実感です。だいぶ検討していただいた選抜の際とは、状況が明らかに違います。一番は授業ができていないということです。部活動をやっている状況ではないというのは生徒も分かっていると思います。なので、この判断は仕方がないと感じています。(先ほど)甲子園の代替案はないと言いましたが、このまま3年生の高校野球を、なし崩し的に終わるわけにはいきません。岐阜県の高野連の方には、個人的に県独自の大会をやってほしいと伝えています。夢をつなぐという意味で言えば、県大会で終わらずに、東海4県で決勝に残った8校くらいで東海大会というのをやってもらうことが可能であれば、目標を持って、日々の勉強と野球に取り組めるとは思っています。

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