ロッテ・種市「できすぎ」7回10K零封 地震にも集中力切らさずチームトップタイ6勝目

[ 2019年8月4日 21:15 ]

パ・リーグ   楽天2―11ロッテ ( 2019年8月4日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>ウイニングボールを手に笑顔の種市 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ロッテ・種市は初回1死から圧巻の5者連続三振など、7回3安打無失点。自己タイとなる10奪三振でチームトップタイの6勝目を手にした。

 「できすぎと思います。四球が少なかったのがよかったです」

 ヒーローは謙虚に振り返ったが、自己最多129球を投げ、与えた四球は1つ。直球、フォークと決め球が、ここぞの場面で思い通りに決まった。

 順調だった7回2死一塁。球場のある仙台市宮城野区は震度4の地震が発生し、試合は2分間中断したが「窓の音で(地震だと)分かった。キャッチボールを多めにした」。小6だった2011年に地元の青森県三沢市で東日本大震災に遭遇した20歳は冷静に対応し、再開後、後続を断った。

 「チームの中で一番(状態が)いい」と井口監督も絶賛。6勝1敗と一人で貯金5を作り、終盤戦のチームの浮沈を握る右腕は「一つでも多く勝てるように頑張りたい」と力強く語った。

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2019年8月4日のニュース