中日・阿部、満塁V撃「必死でした」前日に初の規定打席到達

[ 2019年8月4日 05:30 ]

セ・リーグ   中日6―4ヤクルト ( 2019年8月3日    神宮 )

帽子を取ってファンの声援に応える阿部(撮影・村上 大輔)
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 これがレギュラーの証しだ。中日・阿部が3―3の7回2死満塁から決勝の2点打。フルカウントからの8球目、梅野の高め直球を中前に運び、「何とかバットに当たれという気持ちでした。良いところに飛んでくれた」と喜んだ。1、3回には得点圏に走者を置いて2打席連続空振り三振に倒れるなど3打席目まで無安打だっただけに「必死でした」と汗をぬぐった。

 前夜2日の試合で規定打席に到達。まだシーズン途中ながら4年目で初めてのことで、個人成績の表も目に留めた。「チェックしたけど、何も思わなかった」。現状に満足せず1年間、完走することが最優先だ。与田監督も「打つと思って安心して見ていた」と成長を示す殊勲打に目を細めた。

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2019年8月4日のニュース