大谷5の2、4戦ぶりマルチ 雄星との3度目“花巻東”対決は3打数1安打

[ 2019年7月22日 08:26 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―3マリナーズ ( 2019年7月21日    シアトル )

マリナーズ戦、第1打席での大谷(AP)
Photo By AP

 大谷翔平投手(25)は「3番・DH」で出場し、今季22度目のマルチ安打となる5打数2安打、1得点、1三振だった。打率は・297となった。

 初回は相手先発・菊池雄星投手の低め93マイル(約150キロ)の直球を見逃して三振に倒れた。3回2死一塁での第2打席は外角低めのスライダーを引っかけて二ゴロ。5回先頭での第3打席は、外角の92マイル(約148キロ)を捉え、左中間フェンス直撃の二塁打とした。続くアップトンの左翼線への適時二塁打で生還し、6点目のホームを踏んだ。

 花巻東の先輩にあたる菊池との対戦はこの第3打席まで。今季は3試合で対戦し、7打数3安打、1本塁打、1二塁打、1打点、2三振だった。

 両軍はこれが今季最終カードで、残り試合での対戦はない。
 大谷は7回の第4打席は、救援右腕スワンソンの初球89マイル(約143キロ)の内角へのカットボールを叩き、センター前へ抜ける痛烈な安打で出塁した。

 9回の第5打席は救援右腕フェスタの高めへの94マイル(約151キロ)を再び二塁ベース右のコースへ運んだが、シフトを敷いていた三塁手に阻まれ三ゴロだった。

 試合はエ軍が中盤に菊池を攻略し、9―3の快勝で2連勝。今季対戦成績は10勝9敗で勝ち越して終えた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年7月22日のニュース