オリ吉田正、代打で痛烈安打 西村監督「明日はアタマからいけると思う」

[ 2019年6月30日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス0―7西武 ( 2019年6月29日    メットライフD )

8回1死、中前打を放つ吉田正(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスは今季8度目の零敗で連勝が5で止まっても、吉田正が体の復調を印象付ける一打を放った。「しっかり振れたし、痛みもなかった。練習前にも監督とは、そう(先発復帰)いう話をしたので、明日は勝ちにつなげられるように」。腰の張りで2試合連続で先発を外れ、8回1死に代打で出場。2ボールからの3球目、平井の外角低め143キロを強振。痛烈な打球を中前へ運んだ。

 一昨年11月に手術を受けるなど不安箇所だっただけに最悪の事態を払しょくした一打。西村監督も「明日はアタマからいけると思う」とし、30日の同戦での先発復帰に見通しを立てた。

 2試合連続で“代役4番”を務めた中川も好調を持続。マルチ安打こそ6試合連続で止まったが、7回の左前打で11試合連続安打。「毎回打てるわけではないけど、なるべくチャンスで打てるように、やっていきたい」。生え抜き主砲と「最後のPL戦士」の相乗効果で再進撃を図る。 (湯澤 涼)

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2019年6月30日のニュース