マー君、メジャー初の欧州開催ゲームで自身米最短1回途中6失点KO

[ 2019年6月30日 03:07 ]

ア・リーグ   ヤンキース17ー13レッドソックス ( 2019年6月29日    ロンドン )

<レッドソックス・ヤンキース>1回途中で降板するヤンキース先発の田中(撮影・小海途 良幹)
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 ヤンキースの田中将大投手(30)が29日(日本時間30日)、メジャー史上初の欧州での公式戦に先発。12年ロンドン五輪で使用された英国ロンドン・スタジアムでのレッドソックス戦で1回途中6失点と大崩れ。1回を投げ切れずマウンドを降りた。

 前日の会見で「MLBの歴史にとってまた一つのページになる日。そういう日に投げられることは非常に光栄に思っています」と話し、世界へ野球を発信するチャンスと意気込んでいた。

 初回、7番ヒックスに6号2ランが飛び出すなど打者一巡の猛攻でヤンキースが6点を先制。大量援護をもらい、6勝目を目指してマウンドに上がった田中は、1番ベッツ、2番ディバースに連続安打を許し、いきなり1点を失った。その後も2者連続で四球を許し無死満塁とされ、1死後に犠飛、適時打で2失点、さらに2死一、二塁から8番チャビスに同点3ランを浴び、2/3イニングを6失点でマウンドを降りた。

 結局、2/3回を37球、4安打2四球6失点だった。田中はメジャー6年目で自身最短での降板となった。

 試合は乱打戦となり、ヤンキースが17―13で勝った。

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