雄星 5回5失点で降板…バーランダーと投げ合いも5勝目ならず

[ 2019年6月30日 11:58 ]

ア・リーグ   マリナーズ―アストロズ ( 2019年6月29日    ヒューストン )

敵地アストロズ戦に先発登板した菊池雄星(AP)
Photo By AP

 マリナーズの菊池雄星投手(28)が29日(日本時間30日)に敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発。5回を6安打5失点(自責点3)で降板し、今季5勝目とはならなかった。

 初回、先頭のスプリンガーを3球三振、2番・アルトゥーベを二ゴロ、3番・ブレグマンを二飛に打ち取り、わずか8球で立ち上がりを終えた。

 打線が2点を先制し、迎えた2回、先頭から2者連続四球を出し、1死一、二塁とピンチの場面。味方の失策と3連打、犠飛を浴び、一挙5失点で逆転を許した。

 3回は2死から2連打を浴び、一、二塁とするも、後続を打ち取って追加点は与えなかった。4回は、2死二、三塁の場面で4番・ブラントリーを二ゴロに打ち取って切り抜けた。
 
 続く5回は1つの四球を出したが、7番・レディックをスライダーで空振り三振に取るなどし追加点を与えず投げ終えた。

 菊池は、6回のマウンドに上がることなく降板。結局、5回94球を投げ、6安打5失点(自責点3)、3四球5奪三振で防御率は5.12。

 チームは通算214勝右腕のバーランダーと対戦。菊池が5失点も打線が1点差まで詰め寄り、試合は終盤へと突入している。

 菊池は前回23日(日本時間24日)のオリオールズ戦ではメジャー移籍後最多の5四球と制球に苦しみながらも、6回を5安打3失点でしのぎ、5月19日以来、6試合ぶりとなる今季4勝目(5敗)をマーク。今回は中5日での登板に「十分に休めて状態もいい」と話していたが、同地区首位を独走するア軍打線に打たれた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月30日のニュース