中日、輝星撃ちで快勝　平田が二塁打で口火「点に絡んで良かった」

交流戦   中日8―4日本ハム （ 2019年6月23日    ナゴヤD ）

初回、平田（左）は吉田輝から二塁打を放つ
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　中日が吉田輝にプロの厳しさを教えた。2点を先制された直後の初回。攻略の口火を切ったのは、甲子園大会で通算5本塁打を誇る平田だった。カウント2―1からの4球目。外角低めの145キロを捉える右翼線二塁打で、勢いを呼び寄せた。

　「先制されたので、先頭が塁に出ることで点に絡んで良かった」。京田の左前打、大島の四球で無死満塁とするとビシエドが右翼線に2点二塁打。さらに高橋の中犠飛で2点ビハインドをあっさりとひっくり返した。

　3回は高橋、阿部の長短適時打で2点を追加。注目ルーキーを早々にマウンドから引きずり下ろし、交流戦3連勝締めをたぐり寄せた。平田は「（吉田輝の球を）見て見てになると受け身になるから積極的に行きたい」と試合前に話していた通り、切り込み隊長の役割を発揮した。　（田中　貴久）