雄星4勝目 6回3失点の粘投で6試合ぶり白星 チームは大量13得点で強力援護

[ 2019年6月24日 08:19 ]

ア・リーグ   マリナーズ13―3オリオールズ ( 2019年6月23日    シアトル )

本拠地オリオールズ戦に先発したマリナーズの菊池雄星(AP)
Photo By AP

 マリナーズの菊池雄星投手(28)が23日(日本時間24日)、本拠地シアトルでのオリオールズ戦に先発登板。6回3失点の粘投で5月19日(同20日)の本拠地ツインズ戦以来、6試合ぶりとなる今季4勝目(5敗)を挙げた。マリナーズは13―3で快勝した。

 初回、1死から2番マンシーニにソロを許し、先制点を許す立ち上がり。1―1の2回は2死三塁から1番アルバートに適時二塁打を打たれたが、3、4回はそれぞれ3人で抑え、リズムを取り戻した。5回はアルバートを二ゴロ、マンシーニを中飛、3番セベリーノをカウント0―2から外角低めのチェンジアップで3球三振に取り、3者凡退で終えた。

 10点リードで迎えた6回、1死一、二塁から7番サンタンダ―の三ゴロの間に1点を失った。その後は、8番ブロクストンをカウント1-2から内角低めのスライダーで空振り三振に抑え切り抜け、この回で降板した。この日は6回で94球を投げ、5安打3失点5四球3奪三振で防御率は5.11。初回から失点する苦しい立ち上がりとなったが、粘りの投球で試合を作った。

 チームは、3回に8点を取る猛攻で菊池を援護して勝利。2連敗を阻止した。

 菊池は前回登板となった18日(同19日)のロイヤルズ戦では、5回9安打6失点で5敗目。5月19日(同20日)のツインズ戦で挙げた3勝目を最後に白星から遠ざかっていた。

続きを表示

2019年6月24日のニュース