ヤクルト高橋、9度目先発で今季初勝利「長かった」

交流戦   ヤクルト6―2ロッテ （ 2019年6月23日    神宮 ）

今季初勝利の高橋（中央）はガッツポーズ（撮影・村上　大輔）
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　ヤクルトの4年目左腕、高橋が9度目の先発で今季初勝利を挙げた。「長かった。ずっと勝てなかったけど1軍でいい経験ができている」。初回にレアードの左犠飛で先制点を許したが、「ギア上げた。いつも以上に力が入った」と、2回以降は要所で踏ん張った。自己最長の6回、同最多の111球を投げて2失点。直球は最速153キロをマークした。

　自主トレをともにし、5月に現役を引退した上原浩治氏から多くのことを学んだ。「上原さんは準備を人一倍していた。リリースでの力の入れ方も教わった」。引退表明後は携帯に「1軍で活躍できるよう頑張ってくれ」とメッセージをもらい励みにした。

　チームの連敗も3で止め、「今日はボール自体は良くなかったけど粘れた」と喜んだ。　　（君島　圭介）