広島・山口 同期1軍合流でライバル心メラメラ「ありがたい存在 負けたくない」

[ 2019年2月9日 21:38 ]

広島春季キャンプ ( 2019年2月9日 )

 広島・山口翔投手(19)は9日、同期入団の遠藤淳志投手(19)が天福球場での1軍キャンプに初合流したことで、ライバル心が再燃した。

 この日、山口と遠藤はともにブルペン入りし、どちらも捕手は石原が務めた。石原は遠藤を高評価した一方で、山口には「前、受けたときのほうが球がきていた」と率直に伝えた。「全然ダメなときにどうするかを考えないといけない」との助言を受け、山口は全体練習後にブルペンに戻り、シャドーピッチングを繰り返した。

 午後からのランニングメニューでは、遠藤と同組になり、互いに競い合うように走った。「ランニングでも2人で高め合いながら走ることができたし、ありがたい存在」。1年目の昨季途中までは、3軍での強化指定選手として、酷暑の中、赤ヘル伝統の猛練習をともに乗り越えた。「仲もいいけど、強化(指定)のときから、負けたくないと思っている」。1軍で同期コンビとして切磋琢磨するためにも、まずは11日での紅白戦で結果を残して、2次キャンプ地となる沖縄切符をつかみとる。

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2019年2月9日のニュース