これぞ主砲!バレンティンがヤクルト2位確定弾、それも2発「必ず日本シリーズに」

[ 2018年10月2日 22:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―2DeNA ( 2018年10月2日    神宮 )

<ヤ・D>この日2アーチのバレンティン(右)に祝福されるプロ初勝利の高橋  (撮影・大塚 徹) 
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 ヤクルトの主砲・バレンティンが初回の先制35号2ランに続いて、6回にも36号ソロ。チームの全打点を叩き出し、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの神宮開催が決まるチームの2位を確定させた。

 初回、2死一塁からDeNA先発の右腕・平良が投じた真ん中外寄りの初球直球を右翼スタンドへ叩き込むと、1点差に迫られた6回には再び平良から貴重な追加点となる36号。今度は1ボールからの2球目、内角スライダーを左翼スタンドに放り込んだ。

 5回3安打1失点でプロ初勝利となった高橋とともにお立ち台に上がったバレンティンは「アリガトウゴザイマス」と流ちょうな日本語で第一声。続いて「きょうの試合はすごく大事な試合で2位が決まる試合でしたから、グラウンドに立ったら100%の気持ちでやろうと思ってやりました」と試合を振り返ると、「きょうは高橋が投げる試合なので、少しでも早い回に点を取ることを心がけてプレーしました。彼が勝つことができて本当にうれしいです」と21歳左腕のプロ初勝利を喜んだ。

 これでリーグトップを独走する打点部門は125打点に達し、本塁打部門は39本の丸(広島)、38本のソト(DeNA)、筒香(DeNA)に次ぐ36本目。「2本目の本塁打はすごくいい感触でよく打てた」と振り返った主砲は最終的な打点について「131から132を目指したいと思います」と60本塁打を放った2013年の131打点を視野に入れていることを明かし「チームとして必ず日本シリーズにいきたい」と言い切った。

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2018年10月2日のニュース